アクティブ原料

化粧の歴史は長く、古来より私たちは、外見を美しく装う為に白粉や顔料などを用いてきました。それと共に、植物エキスや香油など自然由来の成分そのものを用いて、土台となる皮膚を荒れや乾燥した状態から清潔に、柔らかく、健やかに保つ為に基礎化粧品も用いてきました。

現代の基礎化粧品は主に水や油分、界面活性剤などの土台となるベース成分で成り立っておりますが、化粧品の効果を最大限発揮させる為に、水分を保持する保湿剤や蒸散を防ぐエモリエント剤など、物理化学的な観点での機能性原料(ファンクショナル原料)が用いられています。

しかしながら近年、バイオテクノロジーの発展により、より根本的な私たちの皮膚そのものにアプローチする生化学的な観点での原料が発見、開発されています。

このような次世代の原料を、アクティブ原料と言います。

アクティブ原料を用いた基礎化粧品は既に、EUではコスメシューティカル、韓国やアメリカでは機能性化粧品(ファンクショナルコスメティクス)の名で知られております。日本でもシワ改善化粧品など医薬部外品を中心に、アクティブ原料が配合された製品が徐々に増えてきております。

これからの化粧品は、相乗効果を期待して、従来の対処的な機能性原料と、新しい根本的なアクティブ原料の両原料を用いた化粧品が主流となってくることでしょう。

種類 代表的な例 傾向
効能 即効性 持続性 安定性 使用感 リピート
機能性原料 コラーゲン、ヒアルロン酸など × ×
アクティブ原料 レチノール、一部ペプチドなど × × ×